きらきら♪ガラス時間
ステンドグラス工房&教室 グラスワーク瑠璃 のブログです。
東北芸術工科大学 卒展
- Posted at 2012.02.26
- l展示会

芸工大本館。右手にあるのは、水上能楽堂。(今は水、凍ってるけど・・・)
先週の日曜、山形市にある東北芸術工科大学の卒業/修了研究・制作展「卒展」を見てきました。
いや〜、凄い作品はマジ凄い!
未来の匠たちの才能のきらめきを感じました♪
プロダクトデザイン学科。
「生活を取り巻くあらゆる製品や空間をデザインで楽しくする」学科だそうです。
芸工大の中で一番わかりやすくて身近に感じられる学科、ですね。

生産過程で出るシナベニヤの端材で、クギ不要の組み立て家具

帯状のデニムの端切れを編んで

古い椅子に古着を着せてお色直し

包まれる感じの異空間

磁石でパッチン組み木 木の丸みが手になじみます

どこでもお茶会 人の輪を作ります

体重移動でコントロール(楽しそ〜〜)

竹の節を活かして提案

こちらも竹です 中にはLED電球
さすがに完成度高い!



すぐにでも商品化されたっておかしくないモノが多くて、ワクワクしました♪
廃棄される端材を活用したものや、有機ELやLED電球を取り入れたもの、
癒しをテーマにしたものなど、
リサイクルとか節電とか絆とか、震災後ならではのテーマを感じました。
テキスタイルコース
コース概要には、
「大地が持つ素材の力は刺激的でやさしくて、いちばん身近な存在」とあります。
素材の力をどう活かすか、ってとこなんでしょうか。
よくわかんないけど綺麗〜とか、過激すぎてどぎまぎするのとか、
インスタレーション的な展示や前衛的な作品が多かったようです。

大きなテントの中の異次元世界


・・・・・白っ

素直に「美しい〜」
そして、工芸コース(金工/漆芸/陶芸)
ワタシにとってメインディッシュ♪

電球、です(でかー)

銅線の鳳凰

シャチ!

歯車すげー

漆芸の作品 銀箔のクジラ

両手いっぱいの愛

思わず、ギャハハハハh〜〜!と笑いそうになりました(笑)




ド迫力のドラゴン(笑)
でかー。重そうだなー! これ、どーやって運んだのかしら。
展示が終わったらどうすんのかな? これだけのモノ、どっかに展示してもらえばいいのになー。
なんて、よけいな心配してました(笑)
そして、真打ち登場!
ワタシが一番好き




真鍮と銅の組み合わせ、好きだわ〜♪
銅板をひたすら打ち出してこの丸みを形作ったのだそうです。
手前のスイッチをオンにすると、中に明かりがついて、
右手のハンドルを回すと物体の中でちっちゃい歯車がくるくる回って、
それをちっちゃい覗き穴から見せてくれました。
小さい作品だけど、随所にこだわりが光っててイイ味出してる〜♪
要所要所にちっちゃな真鍮のビョウがきっちり打たれてるとこや、
ノスタルジックな煙突、レトロな色あい、幻灯機のような光の点滅など、
どれもワタシのツボです(笑)
ここに載せたのは、膨大な作品群のほんの一部です。
プロダクトとテキスタイル、工芸を見ただけでざっと5時間。
キャンパス内は大変な盛況で、食堂も混雑してたので食事はあきらめ、
飲まず食わずで見てまわりました。
この日は校歌「明日へ」を作曲した佐藤竹善さんが来てライブもしてたそうですが、
時間が惜しいのでパス

洋画も日本画もそのほかの学科も結局パス

腹ぺこで歩き回ってそうとうくたびれたけど、
学生たちの情熱とパワーみなぎる作品たちに触れてビンビン刺激を受け、
と〜っても充実した時間でした


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